快適で健康な住まい③
2018.08.30
こんにちは、今回も地盤調査の続きです。
地盤調査方法にも種類があります。
ボーリング標準貫入試験やサウンディング試験・・・
戸建住宅向けの地盤調査のほとんどが、
写真2枚目のサウンディング試験によって実施されており、
マエダホームでもサウンディング試験を標準採用しています。
これらの調査は実際に建物が配置される場所で行わなければなりません。
例えば、現在の古家を解体し、その場所に新たにお家を建てる場合などは、
古家を解体し、更地になった後でなければ試験ができません。
工事会社が「地盤補強工事費用は、現在含まれておりません。」というのは、
このような理由である事もあります。
なので、下の写真のように解体工事完了後、更地になってから試験を行います。
測定ポイントは、計画建物の4隅+建物中央の合計5ヵ所にて試験を行います。
試験結果に基づき、その土地の地盤の強さに見合った地盤補強工事の
仕様を決定します。
鋼管杭です。
柱状改良杭です。
地盤補強工事の種類としては、鋼管杭工事や柱状改良工事、また表層改良工事等があり、
これら工事の種類によって金額が異なります。
建築計画の土地によって地盤の強度は異なりますので、
それぞれの建築計画の土地に見合った補強工事を行う事が重要であり、
その為にも、地盤調査が必要となります。
次回から基礎の話です。(M)