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快適で健康な住まい⑦

2018.10.02

こんにちは!

今回は基礎廻りの排水管の話ですね。

排水管の説明をする前に、お伝えしたい事があります。

住まい造りで使用する各部の材料には、それぞれ耐用年数があると言う事です。

ベタ基礎の鉄筋コンクリートと、外壁材や屋根材では耐用年数は違います。

また、外部は方位によっても劣化の進み方が違ったりする事も多々あります。

建物を末永く使用して頂く為にも、定期的なメンテナンスや交換が必要です。

では、これらを踏まえて本題にはいります。

基礎廻りの排水管と基礎のコンクリートでは、コンクリートよりも先に

排水管が劣化しますので排水管の交換が必要となります。

マエダホームの「健康デザイン住宅」では、劣化の進んだ排水管を将来

交換する時に、新たに基礎のコンクリートに排水管を通す穴をあける必要がありません。

そうする事により、交換後も基礎の耐力を損なわない様にしております。

 

下の図がそのイメージです!

基礎工事の時に排水スリーブ(さや管)を

鉄筋に干渉しないように設置しておきます。

上の写真の排水スリーブの中にコンクリート打設後、

ジャバラ状の排水管を通します。

ジャバラ状のパイプが見えてますよね。

将来、このジャバラ部分も交換できますから、

新たに基礎にパイプの穴をあける必要がありません。

 

この様に、排水管がつながっていきます。

 

それともう一つ、説明したい事があります。

上の2枚の写真を見てもらうと、パイプとパイプが接続されている部分、

ちょっとブルー色で、違うのがわかりますか?? わかって下さい!

実はこの部分、ブルーの透明なんです!この部分、水の流れが見えるんです!!

この様にする理由として、万が一排水管に詰まりや、不具合が発生したとしても、

素早く不具合の場所の特定や確認ができるし、改善方法を検討できます。

上の写真のように、床の無い状態であれば、この様な対策は不必要だと思いますが、

実際には、下の写真のように床があり、床下空間も広くはないですよね。

この様な空間では不具合の場所を特定するだけでも大変なのが想像できます。

ちょっとした工夫ですが、とても良いですよね。

マエダホームではお客様にお引渡しした建物を定期的に点検しております。

そういった点検の時でも、床下を確認し不具合がないか確認する事が素早くできます。

定期点検の話は最後になりますが説明しますから!

それまで待ってください(M)