好きとアイデアでていねいにつくり上げた、家族で過ごす豊かな時間 【K様邸】  30代夫、妻/8歳の長男、3歳の長女/フレンチブルドッグ

Q1.家を建てようと具体的に行動し始められたきっかけは?

長男が小学校への入学をひかえていた時期で、学校区のこともあるからと思い、家のことを考え始めました。

Q2 依頼する住宅会社が決まるまで、どんなことを比較・検討されましたか?

納得のいく家づくりにしたかったので、いろいろ見て勉強しようと思い、住宅展示場に行きました。外観の印象、間取りや内装、そしてどんな会社が建てているか、に注目しながら見ていましたね。プランを練る際にイメージを広げていけるよう、アイデアの引き出しがいっぱいほしいなと思って、夫婦で注文住宅やインテリアの雑誌もかなりたくさん読みました。

Q3最終的に「前田組にしよう」と決められたポイントは?

実家から近く、子どもの学校区のことも考えて、この地域の不動産に強い前田組さんに依頼することに。もともと無垢材や自然のものが好きだったので、無垢を専門に取り扱う前田組さんなら、こだわったものができそうだな、と思いました。太陽光発電や床暖房、換気といった設備にもこだわりがあったので、無垢と床暖房との兼ね合いなど、相談できたのもよかったですね。

Q4「こんな家にしたい」というイメージはもともと持っておられたのですか? 

外観は、シックで洗練された印象にしたかったので、素材えらびには時間をかけました。光沢やマットなど質感によってずいぶん印象が変わるので、自分でもいろいろと調べたり、「こんなのはどうですか?」とご提案いただいたり…。取り扱いのない素材を手配していただいたりもしました。

Q5家づくりの過程で、一番悩んだり迷ったりしたことは?

当初、ガレージは地下にするつもりはなかったんですが、LDKの広さを確保したくて、その方法をいろいろと考えているうちに、この案に。でもね、そうすると高さ制限に引っかかってくるんですよ。で、2階の一部を勾配天井にしてもらったり、試行錯誤して…。設計士の方には本当にいろいろと考えて、工夫していただきました。

黒い外観に憧れて

真っ黒ではなく、少しだけ温かみのある絶妙な色や、質感にこだわった外壁。ハードな印象の外観と、ナチュラルな内装のコントラストも楽しい。

想い出を刻む

玄関横のクローゼットの壁には、家族4人の手形。子どもたちが大きくなっても、憶えておきたい家づくりの楽しい記録として。

2つめのエントランス

ガレージ奥から玄関につながる階段。車で外出することが多く、気づけばメインの入り口よりも使用頻度が高い。雨の日も濡れずに出入りできて便利。

無垢の力に触れて

ゲストは、家に入ると口をそろえて「木の香りがする!」と言う。自然素材をふんだんに使用した心地よさの中で、子どもたちものびのびと。

笑顔が見えるキッチン

家族と話しながら、子どもたちの遊ぶ様子を見守りながら、家事ができるキッチンは奥様のお気に入り。使い勝手にもこだわって、収納や動線を計画した。

アイアンをアクセントに

ご主人がこだわった吹き抜け階段は、無垢材のやわらかな質感にアイアンの黒を効かせて。手すりには落下防止ネットではなく、アクリル板を設置した。

それぞれの使い方で

長男が宿題をしたり、ご主人が仕事をしたり、家族みんなが自由に使う、ダイニング横のカウンター。愛犬の特等席もここに。

天気もニオイも問題なし

階段を上がってすぐのホールには、室内干し用のポールを設置。天井の仕上げに使用した「モイス」やシラス壁が湿気を吸収し、部屋干しでも驚くほどよく乾く。

子どもたちの時間

子ども部屋は、勾配天井の低い部分もカウンタースペースとして活用。本をめくる兄のそばで遊ぶ妹。思い思いに過ごしながらも、同じ空間を共有。