快適で健康な住まい⑥
2018.09.25
こんにちは!
前回はマエダホームの「健康デザイン住宅」で採用している
ベタ基礎の鉄筋の話をしました。今回も続きです~
木造の建物でも基礎部分は、鉄筋とコンクリートから出来ているのが
ご理解してもらえたと思います。
ここで、少し脱線しますが・・・・
皆さんの「コンクリート」のイメージは、どのような感じですか?
私は「コンクリートは硬くて丈夫」って、子供の頃すでにイメージがありました。
理由は、自宅裏の用水路をコンクリート製に変える工事をしていたので、
そのイメージが今もあるんですよ・・・・
コンクリートと鉄筋が組み合わされて「鉄筋コンクリート」。
鉄筋が必要な理由は・・・????
と言う事で、「コンクリート」と「鉄筋」のそれぞれ特徴を説明します。
「コンクリート」は熱に強く、圧縮力(押さえつける力です)に強いのですが、
引張力(引っ張る力)に弱い。
「鉄筋」は引張力(引っ張る力)に強いのですが、錆びやすく熱に弱い。
コンクリートは圧縮力には強いですが引張力には弱いので、
その弱点を引張力に強い鉄筋が補います。
次に、熱に弱い鉄筋をコンクリートで覆う事により、熱から鉄筋を守り、
また、酸化を防いでくれます。
この様に「コンクリート」と「鉄筋」は互いの短所を補いあっています。
鉄筋の量が多いと引張力に対してより強くなるので、地震時の揺れに対しても、
より力を発揮してくれますし、コンクリートの割れの軽減にもつながります。
だからと言って、鉄筋量を多く(間隔を狭く)しすぎると、
コンクリートがきちんと、充填できなくなってしまいますので要注意!
今回はここまで~
次回は基礎周りの配管の説明をします。(M)